何からするか、何をしないか

葬儀を準備してみる

終活 葬儀

葬儀の流れ 何からするのか? 葬儀をする前に知っておきたいこと

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流れ

準備はどのタイミングで行えばよいのか。
・自分があるいは、近しい親族が余命宣告を受けたとき 葬儀の流れを把握しておこう。
・いつから準備するものなのか、何をするのか。
・葬儀屋さんが全部やってくれるし、教えてくれる。
・互助会の会員だから、電話すればよい。
・おじさん、おばさんに教えてもらえばよいか。
・喪主になるのだから一連の流れは知っておかないと。

葬儀の流れを知って困らないようにしましょう。

そもそも葬儀とは

・・・狭い意味では「葬儀式」(葬式)を指しますが、広い意味では「葬送儀礼」の略です。つまり臨終から死後の喪(も)に至るまでの、死別に出会った人が営む、悲しみ、葬(ほうむ)り、そして悼(いた)む一連の儀礼のことを表します。

ご親戚・ご友人から訃報の連絡が来て参列をされる時点で、御葬家様と葬儀社の間で様々なやり取りや、決め事がなされています。葬儀に至るまでの短い時間のなかでやるべきことが多数あります。

「死」は誰にも必ず訪れることですが、前もって準備を整えておくことが難しく、いざ直面すると何をしたらよいか、、、
そういった疑問や不安をお持ちの方に葬儀終了までの基本的な流れや注意点です。

危篤

医師から危篤と伝えられたら、ご家族、ご親戚や親しい方々に連絡をします。

危篤を知らせる場合は電話で行います。つながらない場合は、留守番電話やメールなどで連絡をつけましょう。緊急なので早朝や深夜の連絡でも、相手に失礼にはなりません。要点だけを簡潔に伝えるようにしましょう。

  • その場にいない家族
  • 親族(3親等を目安に)
  • 親しい友人・知人
  • 勤務先は直属の上司
  • 学校は担任の先生

要点は

  • 「危篤者の現状と病状」
  • 「来てほしいタイミング」
  • 「現在地の住所、施設名、病室番号」
  • 「連絡先携帯番号」

明記こそしましたが、勤務先などを除いて連絡を受けた側としては葬儀への参列のお願いと捉えるはずです。予め連絡をする方のリストを作っておきましょう。「連絡のみをする方」と「参列の案内もする方」と分けておくとスムーズに進めることができます。
かかりつけ医の診察の様子

臨終

病院で亡くなった場合
臨終を迎えたら医師により死亡確認が行われ、「死亡診断書」が発行されます。そして看護師が死亡後の処置を行います。

ご自宅で亡くなった場合
かかりつけの病院があれば、すぐ連絡をして医師による死亡確認をしてもらいましょう。在宅医療を行っている場合は、訪問看護師に連絡します。かかりつけの病院や主治医がいない場合は、警察を呼ぶことになります。

※医師による死亡確認が行われるまでは、御遺体を動かしてはいけないので注意しましょう。

事故や病気以外で亡くなった場合
治療中の病気以外の事故や事件、自殺などで亡くなられた場合は、警察を介して検案された上で「死体検案書」が発行されます。さらに死因を突き止めるために司法解剖や行政解剖が行われた際は大学病院に移送される場合もあります。

遠方で亡くなった場合
出張先や旅行先などで亡くなった場合は現地で火葬し、遺骨にして帰るケースがあります。
火葬せずにご自宅または近隣の安置施設へお連れしたい際は、ご遺体の搬送を葬儀社にお願いしましょう。

感染症で亡くなった場合
新型コロナウイルスなど特定感染症で亡くなった場合は、ご遺体をご自宅へ連れて帰ることはできません。新型コロナウイルスの火葬の際は感染予防対策のため火葬場によっては、ご家族の立会いができない場合があります。

搬送

御遺体を病院から安置施設等に搬送するには、ご自身で葬儀社に連絡を取り、寝台車を手配する必要があります。葬儀社にご連絡をいただければ、寝台車にてお迎えにあがります。

  • 病院から葬儀社を紹介さることがありますが、必ずしもその葬儀社で葬儀をする必要はありません。葬儀社は選べますので、ハッキリと意思表示することが大切です。
  • 病院に紹介される葬儀社は、病院の信用のある葬儀社です。ご自身が安心して利用できる病院であれば葬儀社も安心してご利用できる会社です。
  • 搬送のみの場合は、余計な費用が掛かってしまうこともあるのでご注意ください。
  • 遠方の場合、陸送の他飛行機で搬送することもあります。

搬送車両

安置

病院などで亡くなられた場合、長く病院には安置をさせていただけないケースも多く、安置場所を決めておきしょう。

法律により亡くなられてから24時間は火葬することができないため、寝台車で御遺体を搬送して安置をします。

  • 自宅での安置が可能であれば自宅に
  • 難しい場合は葬儀社担当者と打ち合わせをし、式場の安置施設等を利用します。

最近では安置専用施設が用意され、自宅へ搬送される方は、少なくなっています。

病院などからご自宅に搬送した御遺体は葬儀までの間、

「枕飾り」

を整えてご安置します。ご自宅では普段お使いになっていた寝具で、ごく近しい方々とご自宅での別れの時を過ごしていただき、葬儀の会場へお送り致します。

枕飾りとは、御遺体を安置する際、枕元に用意する飾りつけです。仏具と共に供物などをお供えします。仏式では、白い布をかけた台などを用意し、その上に香炉、燭台、の三具足を飾ります。いつ弔問客が訪れても、お焼香やお参りができる準備です。自宅で安置する場合、自宅の仏壇の仏具を使用するのもよいといわれていますが、最近では、葬祭ホールなどの安置施設に安置するケースも多く、枕飾り一式を葬儀社が用意してくれるのが一般的です。宗派や地域の風習、お寺の考え方によっても違いがあります。

葬儀内容の打ち合わせ

お葬式の様子

お葬式の内容や日程などを決めていきます。

  1.  日時、葬儀の形式や斎場・式場の確定
  2.  喪主、受付、会計、接待などの役割分担の確認
  3.  参列者の人数を予測して、接待用飲食、香典返しなどの数量と内容を決定
  4.  トータル的な費用を見積もり

非日常的な葬儀に関してわからないことが多くあると思います。ご希望や心配事などは遠慮なく伝えることが大切です。集合場所や時間など、参列いただく方に伝える内容はこまめにメモを取っておきましょう。

菩提寺がある場合は日時を決める前にお知らせを

お葬儀の日時と場所の希望を伝え、僧侶のご都合を確認し日時を設定します。
夜間や深夜の場合は連絡を控えましょう。
お布施に関してはお客様が菩提寺と直接やり取りを行います。

菩提寺がない場合

お寺や僧侶といった法要の依頼先をお持ちではないが、紹介を希望の際は葬儀社で紹介手配を行います。
お布施は俗名(生前のお名前)か戒名(法名)で異なりますので、予算や先祖の状況で判断します。

「死亡届」の提出 死亡届は死亡診断書(死亡検案書)と一枚の用紙になっています。医師の記載がある用紙の左側に必要事項を記入し、提出します。
死亡届が受理されて交付される「埋葬・火葬許可証」がなければ、御遺体を埋葬・火葬することができません。提出期限は死亡診断の日から7日以内です。
提出先は故人の死亡地、本籍地、届出人の現住所のいずれかの市区町村役場窓口です。
死亡届を役所の窓口に持参するのは葬儀社でも行えます。打ち合わせの際に葬儀担当者にお預けいただければ代行で手続き致します。

印鑑と本籍地

届出人になる方の印鑑(シャチハタ不可)実印や銀行印ではないもの
訂正印として使用する場合や、死亡届を提出する市区町村によっては窓口で印鑑がないと手続きを行えない所もあります。
その他に、故人や届出人の本籍地も分かるようにしておくと記入がスムーズに行えます。

遺影写真

祭壇等に飾る遺影写真を作成する際は、お写真をそのままお預かりするか、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した画像データをいただき、それらを加工して遺影写真を作ります。
お預かりするお写真はピント合っていて、出来るだけ大きく写っているものを原稿にするのをおすすめいたします。取り込んで加工した際にピントが合っていないと仕上がりが粗くなり、ぼやけてしまうことがあります。

遺影写真

生花と料理

祭壇の脇に出す生花や、通夜や葬儀で召し上がる食事の種類決めることができても、参列される方の人数がわからないことには決められない数に関しては、期日までに連絡を。通夜の前日や葬儀の前々日が一般的ですが、葬儀社や注文される品目によって締切期日が異なる場合があります。

納棺

納棺はご安置から葬儀式が始まるまでの間で行います。
納棺の際には、御遺体を清め、死装束をお着せして死化粧をします。故人が生前愛用されていた品物を一緒に納めましょう。ただし、金属製品や不燃性ガラス製品、燃えにくいものは火葬の時に遺骨を痛めることがあるので入れるのを控えてください。メガネ等を納めたい場合は骨容器へ納められます。

死装束は、本来は白無地の経帷子(きょうかたびら)を左前に着せますが、最近は故人が生前に好きだった洋服や新しい浴衣などを着せ、納棺の時に葬儀社が用意した経帷子でご遺体をおおうという場合もあります。高級仏衣もありこちらを選択し、最後に高級仏衣をお召になる方も多いようです。宗派によっても違いがあるので、事前に菩提寺や葬儀社に確認しておきましょう。

美しい旅立ちのために、専門の湯灌の儀式とラストメイクを施される方も多くなっています。
湯灌の儀式は、故人の生前のけがれや苦しみを洗い清めると共に、生に対する煩悩を断ち、来世の旅装束を整えるための一環として行い、無事に成仏できるようにとの願いが込められています。
「病院で清拭したのに湯灌は必要なの?」
「今のままで十分綺麗なのに、改めて湯灌を行う意味はあるの?」
一般的に病院で行う清拭では、お湯でタオル・清掃綿(消毒液を含ませた綿)を使用されますが、薬液濃度が低いため殺菌作用は弱く、体表に残る細菌を完全に消毒できるわけではありません。湯灌の際に使用するシャンプー・ボディソープには医療従事者が使用する殺菌作用を持つ薬液を配合しているため、清拭では完全に拭き取れなかった汚れ(細菌の発生源)や、時間の経過と共に生じた細菌を洗い流す(殺菌)ことで、故人様の状態を損なう恐れのある細菌の増加を抑え、ひいてはご葬家様への感染症のリスク」も軽減します。

通夜式

かつて通夜は、故人と親しかった方たちが夜を通して故人に付き添うのが習わしでした。昨今では参列者を迎えて通夜式を行い、通夜の後には参列された方々を食事やお酒でおもてなしする「通夜ぶるまい」を行ない解散するのが一般的です。

更に最近では、通夜を行わない「一日葬」が増加傾向にあります。
菩提寺がある方で一日葬を希望する場合は、まずは菩提寺に相談をしましょう。お寺の考え方よっては一日葬を受けていただけない事があります。

花入れの様子

葬儀・告別式

ご葬儀と告別式は本来、別の儀式です。ご葬儀は、故人の成仏を祈るためにご遺族や近親者が営む儀式。告別式は、故人と親交のあった人たちが故人に最後の別れを告げる儀式です。しかし最近では、よほど大規模なご葬儀でない限り、この2つを区別せず、親族のあと、会葬者がすぐに焼香を行うことが多いようです。

焼香の様子

初七日法要

初七日法要は、亡くなった日から数えて7日目に行うのが正式ですが、最近では遠隔地から訪れる親族などに配慮し、葬儀当日に一緒に済ませてしまうことが多くなりました。なお、地域や宗派によっても異なります。

荼毘(だび)火葬

火葬は一時間ほどかかり、この間は控室で待ちます。火葬の間に食事を召し上がることもあります。火葬場によって火葬の間に食事の可否等の仕様が大きく異なります。
骨上げは2人1組で1片のお骨をはさんで拾い、骨壺に納めていきます。一部を納めた後は火葬場の職員が収骨を行います。

収骨の様子

精進落とし

かつては忌明けまで、肉や魚を絶つのが習わしでした。その期間が終わり、通常の食事に戻ることを精進落としと呼んでいました。
しかし、最近ではお世話になった人々に対し、感謝の気持ちを込めて、もてなすことが目的にもなっています。遺骨・遺影の前に陰膳(かげぜん)を供え、故人を供養します。なお、宗派によっては陰膳をお供えしないこともあります。

精進落としの様子

緊急事態宣言以降、人数制限を設ける火葬場や飲食自体の制限を行っている所もあります。食事をご希望の方は葬儀社にご相談ください。お持ち帰りの食事の用意も行っております。

葬儀終了後

火葬した御遺骨は一旦ご自宅へお帰りになり、後飾り祭壇へ安置し、四十九日の忌明けまで設けておき、葬儀に参列できなかった方が忌明け前に弔問に見える場合はこの祭壇にお参りいただきます。

納骨

納骨には「埋葬許可書」が必要です。紛失を防ぐため、火葬の際に骨容器と同じ箱に納めてあるのが一般的です。

納骨できるお墓がある場合
四十九日・一周忌などの法要に合わせて納骨します。

納骨できるお墓がない、またはすぐに準備できない場合
納骨には期限はございません。霊園の見学や、樹木葬や永代供養など納得できる場所と方法で御遺骨を納骨しましょう。海に散骨する海洋散骨など供養の形も多様化しています。

海洋散骨の様子

葬儀の流れについて記載いたしました。いつ流れが必要になるかわかりません。当事者になるよりも喪主になる方が大変です。最近ではご自分の葬儀の段取りを自分で行われる方もいるそうです。残された家族は安心して葬儀を行えます。

葬儀の費用はどのくらい必要なのか?葬儀を行う前に知っておきたいこと

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